元気玉‐かめはめ波

こんにちは!
本日はとおん気功院代表、嶋田なおのインタビューを記事にしました!
元は友人からの「かれこれ10年の歳月がたったけど、思い出深い話とか知れたら面白いのに」との一言から、それは良い案だし面白そうだ!と思い、その友人協力のもと今回の記事を作成いたしました。
私が気功を始めたきっかけや、過去のお話しなども含めてお話ししました。


インタビュアー:本日はよろしくお願い致します

嶋田:お願い致します

インタビュアー:ではでは、早速ではありますが、嶋田さんが気功を始めたきっかけから教えていただけますか?

嶋田:はい。この気功院は、元々はパートナーと2人で初めまして、その方が最初は整体院をやっていたのですね。
ところがその整体院に「え?これ整体で治るの?」という方が来られまして、こんな大変な状態の方を対象にどうしたらいいか迷ってしまいまして、色々と治す方法を模索しているときに気功と出会ったのですよ。
それから気功で有名な先生を探しているうちに、長野県にいる先生を見つけまして、まずはパートナーが1人で長野に行って気功を受けにいったのですよ。

インタビュアー:長野ですか!?結構遠いですね!

嶋田:そうなんですよ。今ではその先生も、東京で受講生に教えたりもしているそうなのですが、その当時は東京では行っていなかったので、毎週水曜日に講座を受けにパートナーと通っていたのですけど、電車と車ではどっちの方が費用は安いのか計算して、結果的に長野県松本市まで往復約500㎞の道のり(ほぼ修行)を2人で車を交代で運転して学びに行きましたね。
とはいえ、先生から講義を受けるだけじゃなく、南アルプスの自然から湧きおこる氣を同時に得ることが出来たのは、気功師の基礎としても良かった気がします。

インタビュアー:なるほど…それは取得も一苦労ですね。


インタビュアー:実際に長野に気功を受けに行く時はどんなお気持ちだったんですか?

嶋田:実際は気功に対しての知識もなく、それが何に役立つのかもよく分からない状態でしたし、最初はパートナーが計画したサプライズに、これから何かが始まるのだろうと思いつつも面白そうだなというワクワクした気持ちで長野へ出かけました。

そしてそこで初めて気功を体験して、自分には何が出来るか想像もつかず、また若干はパートナーの思惑に乗せられた感もありますが、この先に起こる何かを2人で創造していきたいと考えた結果として気功を始めようと決めましたね。

もしあそこで気功を習っていなければ今頃ふつうにお勤めで事務員をやるかパートなどで働いていたかも知れませんね(笑)

インタビュアー:実際に気功を始めて受けた時ってどんな感じだったんですか?

嶋田:実際に気功を受けて不思議な体験をしましたね。
なんといいますか…宇宙に体が放り投げられたようなフワフワした無重力状態で、その空間をグルグルまわっているような感じでした。
またその時に目の奥に、よくある遺伝子の螺旋が見えていたようで、まるで人体の60兆個の細胞が、身体の中の宇宙と感じつつ、同時に銀河の宇宙遊泳を体験しているような不思議な感覚で…ちょっと伝わりにくいかもしれないですね。

今でも気功をやっている時の不思議な感覚を人の言葉に変換するのに苦労しているんですよ(笑)
とはいえ当時は、気功のイメージをそのままガンッと受止めて、言葉に出来ないけれど気功の壮大なスケールを体感しました。
そこから約半年間に及ぶ修行を積んで気功師になったのです。

インタビュアー:なるほど…そこで学んだ技術を持ち帰って、整体×気功みたいな形で始められたんですか?

嶋田:そうですね…パートナーは既に整体を学んでいたんで、体の作りを理解した上で気功をつかったらこうなるだろうと考えながら行っていました。
私はその当時は、まだ整体を学んでいなかったので気の感覚に集中していました。
相手に気を送ると自然に身体を巡りだし、体の悪い部分があるとそこで気が詰まるんですよ。そこで、その箇所に気を暫らく送り続けると、気の巡りが止まっていた部分から徐々に気が流れ始めるんですよね。
そうして、気が詰まっている箇所から推測して「ここが悪いんじゃないですか?」と伝えると「当たってます」「なぜわかったのですか?」と不思議がられることが多かったですよ。

でも体の事は不勉強で知らないことの方が多くて、悪いと感じた箇所の骨格や臓器が何で、体調にどんな影響があるのか、気功でどんな変化が予測できるかを伝えることが出来なかったのですよ。
これでは、せっかく気功を受けてくれた方に、安心して頂くことも難しくなり、いつか行き詰まってしまうと考えるようになり、そこで整体の勉強をしたいなと思いましたね。
そこで40歳すぎて整体を働きながら学ぼうと考えたんですけど、なかなかそんな都合良くは行かなかったんですよ。

インタビュアー:そんな時があったんですね。その後、どうやって整体を学んだんですか?

嶋田:通常の求人だと年齢制限が35歳までみたいのが多くてなかなか見つからなかったですよ。
やっぱり技術を教えて身につけさせる投資が会社には負担として掛かりますからね…。
そしたら偶然なんですけど、大手FCの整体院を開業しようとしているオーナーさんがいまして、求人が集まらなくて困って、たまたま年齢枠を広げている所があったのですよ。
そのおかげで、面接を受けることができて採用となりまして、念願かなって整体を取得する事が叶いました。

インタビュアー:チャンスが巡って来たんですね!どれくらいの期間勤められたんですか?

嶋田:2年半〜くらいですね。最初はもう休みなく勤めて学んで行ったんですけども、整体院も順調にスタッフが増えていき、徐々にシフトを減らしながら気功院との両立をしていきました。
気功の気の感覚が身についていたおかげで、人の身体に触れる力加減や、経絡やツボを捉える感覚をマスターするのは早く、整体の手技にも応用が効いていましたし、その後アロマトリートメントの手技も学んで、気功×整体×アロマと考えていましたね。

インタビュアー:ベースに”気”があるからこその応用があるんですね。

インタビュアー:かれこれ10年近くもやってきて、この人印象深かったなと思うお客様などいましたか?

嶋田:う〜ん…そうですね…気功院が軌道に乗るきっかけになった方という意味でも、印象深いのはALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えた方ですね。
脳からの神経伝達がうまく出来なくなって、手や足など身体の筋肉が動かなくなってしまう病気なんですけどね。

インタビュアー:なるほど、その方は実際に店舗にきて気功を受けていたんですか?

嶋田:そうですね。また同じ時期に来院された方でもう1人、なんの病気だったかは忘れてしまったんですけど、酸素ボンベをずっと付けていないといけない方がいましたね。
ALSは治らない病気だと言われていたんですけども、まずは体に気を送って悪い場所を見つけては、そこに気を送り続けるというのを行っていました。
その方は余命半年と言われている状態で、来院し始めた頃は父親に車で連れられて来てましたが、最後の方は自身の足で歩けるようになって電車に乗って1人で来れるようになり、なんだかんだ1年半の間、当院に通い続けてくれましたね。

インタビュアー:それは凄いという言葉しかでてきませんね!その当時もこの板橋区徳丸で行っていたんですか?

嶋田:最初の頃は鴻巣にいて次に尾久、田畑、徳丸といった感じで転々としていまして(笑)
そのALSの方は熊谷在住だったので、鴻巣に気功院があるなら近いと思って連絡して来てくださりまして、ただちょうど連絡をもらう少し前に尾久に移転してしまっていたんです。
でも尾久も高崎線で1本だったので、それならという事で通ってくださったんですよ。

インタビュアー:なるほど…それは記憶に残る方ですね。もうお一人、酸素ボンベを持って来ていた方がいらっしゃったと…?

嶋田:その方も1年以上通っていた方の1人です。最初は酸素ボンベが必要だったんですけど、気功を受け始めて徐々に効果あってか最後は酸素ボンベを必要としなくなっていったというので記憶に深く残っているというのがありますね。

インタビュアー:気功をしっかりと体感するために、1年以上というのは1つのポイントなのかもしれませんね。

嶋田:しっかりと効果を感じるまでには必要な期間なのかもしれません。
その方から「よかったらホームページに私のこの体験を載せてください」というお話で今も記事として載せているんですよ。

インタビュアー:今後、気功院を続けていくうえで、どうしていきたいなという展望などありますか?

嶋田:そうですね〜…展望というかなんというか…
細く長く続けていければいいかなと(笑)
また、今はまだわからないんですけど、気功を習いたいという方に教えていきたいですね。
気功を受けて回復に繋がった方が、ご自身でも気功を使えるようになっていただきたいというのもありますし。そういったレッスンができたらいいなとは考えています。
人の体は元々治る仕組みをもっているなかで、怪我やストレスに苦労しているところに、気功を通じて回復に繋がるという機会を作っていきたいですね。

インタビュアー:気功、気というもの体験していただくためにも、とおん気功院をまずは利用していただくっていうのがいいですね!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

最後に何か一言お願いします!

嶋田:ありがとうございました!

気功って、じつは凄く自然に私たちの身近にあるんですよ、日本の「わび」「さび」なんて感覚は、その物に込められた「氣」を感じ取っていると思いませんか?
例えば、山に行けば「ヤッホー!」と叫びたくなるし、美味しいものを食べると「まいうー!」なんて感覚は、登った、食べた、の事実だけじゃない感動エネルギーが声になって出ているんですよ。
まさに普通に体験している事ばっかりですけど、それがエネルギー「氣」と気づいてないだけなんですよね。
気功は人を癒すこともできますが、まずは身近な「氣」に気づくことから始めてみませんか?

「とおん気功院」
東京都板橋区徳丸3丁目3−12-102
電話 080-1277-2829
mail nao@10on-kikou.com

 

 

 

 

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